家、買う?

先日、祖父母の家に行った。夫の紹介も兼ねていた事もあり、親戚も集まり10名以上での賑やかな食事に、母がポツリ。「いつもはここに帰ってきても、多くても3人(母+叔父叔母)だから。こんなに沢山で食事をすると楽しいね。」

以前は、祖父母、叔父家族の2世帯が生活してとても賑やかだったが、祖父は他界、祖母も入院、子どもたちは自立しており、ひっそりとした家になっていた。

家の購入を前向きに考えられない理由がいくつかある。主に、今ある実家の事、災害、近所にクレイジー住人が居た場合、同じ場所に住み続ける事へのつまらなさ。それら以上に一番気がかりな点は、全てが無くなった時に感じるであろう寂しさ。その寂しさが、祖父母の家には漂っていた。

借り物の箱の場合、そのようなセンチメンタルな感情はプラズマティックで流せる気がするけど、夫婦で買った物ともなると複雑な感情が生まれそうで、そしてその感情は、現時点ではプラスな物では無い気がするゆえ、億劫に拍車がかかる。子ぐらいの大インパクトが無ければ、すまぬ、夫よ、私は家が欲しいと思えない。